高校生
と、いった質問に回答していく。
本記事は「高卒(高校生)で愛知県警になる方法」について書いていく。
- 高校を卒業したら警察官になりたい人
- 高卒で警察官になりたい、興味がある人
上記に該当する人はぜひ、読んでおこう。

高卒で警察官になる方法
高校を卒業して警察官になるには、「警察官採用試験」を受験して合格すれば警察官になることができる。
試験は都道府県ごとに行われているが、試験日はだいたい同じである。
例外として東京警視庁や大阪府警は試験日が違っているので、併願をする人は一定数いるようだ。

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愛知県警採用試験 試験区分に注意しよう
愛知県の警察官採用試験は大学生が受験する区分と高校生が受験する区分の2種類ある。
大学生(大卒)が受験する区分はA区分、高校生(高卒)が受験する区分はB区分。
つまり、本記事を読んでいる高校生(高卒)の人はB区分で受験するようにしよう。
愛知県警察官採用試験(高卒) 日程
B区分(高卒)は年に2回試験が実施されている。
2019年(令和元年度)の日程は以下のとおり。
第1回
受付期間 | 【ネット受付】 4月1日(月)~19日(金) 【郵送受付】 同上 |
---|---|
1次試験 | 5月12日(日) |
1次試験 合格発表 |
5月22日(水) |
2次試験 | 6月3日~19日までの間で指定された日 |
最終合格発表 | 8月9日(金) |
第2回
受付期間 | 【ネット受付】 8月19日(月)~9月6日(金) 【郵送受付】 同上 |
---|---|
1次試験 | 9月22日(日) |
1次試験 合格発表 |
10月1日(火) |
2次試験 | 10月15日~25日までの間で指定された日 |
最終合格発表 | 12月13日(金) |
注意事項として高校3年生で受験する人は第1回は受験することができない。
なぜなら、採用時期がその年の10月だからである。
詳しくは次の受験資格(年齢制限)を参照。
愛知県警採用試験(高卒)の年齢制限は?
区分 | 年齢制限 |
---|---|
第1回 | 平成元年4月2日~平成13年4月1日までに生まれた人 |
第2回 | 平成元年4月2日~平成14年4月1日までに生まれた人 |
愛知県警の給料ってどれくらいもらえるの?
高卒で警察官になった場合もらえる初任給は平均20万円となっている。
高卒で民間企業に就職した場合の平均は16万円なので、警察官の初任給は高いことがわかる。
2019年に採用された場合の初任給は「197,600円」。
これに通勤手当や残業手当などが支給される。
また、民間企業では昇給や賞与(ボーナス)は業績によって変動するため、必ずあるとは限らない。
しかし、警察官は昇給・賞与は毎年もらえるので高待遇であることは間違いない。
愛知県警採用試験(高卒) どんな内容なの?
警察官採用試験は大学受験や資格試験と違って就職試験である。
そのため筆記試験のほかに面接試験が実施される。
また、警察官は体力がないと務まらないハードな仕事のため最低限の体力が備わっているかを把握するため体力試験も実施されているので覚えておこう。
具体的な内容は以下のとおり。
1次試験 | 教養試験 |
---|---|
作文試験 | |
適性試験 | |
2次試験 | 面接試験 |
身体検査 | |
体力測定 |
愛知県警採用試験(高卒) 教養試験
公務員試験とよばれる内容の出題がある。
試験で特有の「一般知能」と高校までに学習した「一般知識」の2つに大別されている。
内容の多くは計算や文章読解がメインである。
試験時間120分で50問に答えなくてはいけないため、早く解けるように対策しなければいけない。

愛知県警採用試験(高卒) 作文試験
作文試験は警察官として必要な「思考力」「表現力」などをみるために実施される。
1つのテーマについて、趣旨を把握し、自分の意見を取り入れながら論述する。
ただ文章が書ければいいのではなく、テーマを読み取る力が必要なことを覚えておこう。
愛知県警採用試験(高卒) 適性試験
適性試験はクレペリン検査のことで、多くの数字を足し算していく内容である。
短い時間の中で多くの計算をさせ、受験者の集中力や適性を判断する試験。
特別な対策は必要ないが、1回は慣れる意味で対策しておきたい。
愛知県警採用試験(高卒) 口述試験
口述試験は2次試験に実施される。
内容は個人面接。
「警察官になりたい理由」や「今まで頑張ってきたこと」などについて質問される。
面接はとても重要な試験なので、なるべく早いうちから手をつけられるようにしておきたい。
志望動機や自己アピールできる内容を具体的に考えておこう。

愛知県警採用試験(高卒) 体力測定
警察官として体力があることは必須である。
内容は高校生体力テストのようなもので、「シャトルラン」や「腕立て伏せ」「立ち幅跳び」などが実施される。
日ごろから鍛えておけば特に対策する必要はないだろう。
愛知県警採用試験(高卒) 倍率はどれくらい?
愛知県警採用試験(高卒) 2018年(平成30年度)の倍率
区分 | 受験者 | 合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
第1回 | 男性 | 499人 | 66人 | 7.6倍 |
女性 | 148人 | 7人 | 21.1倍 | |
第2回 | 男性 | 521人 | 135人 | 3.9倍 |
女性 | 160人 | 18人 | 8.9倍 |
愛知県警採用試験(高卒) 2017年(平成29年度)の倍率
区分 | 受験者 | 合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
第1回 | 男性 | 503人 | 52人 | 9.7倍 |
女性 | 141人 | 13人 | 10.8倍 | |
第2回 | 男性 | 508人 | 157人 | 3.2倍 |
女性 | 182人 | 23人 | 7.9倍 |
愛知県警採用試験(高卒) 2016年(平成28年度)の倍率
区分 | 受験者 | 合格者 | 倍率 | |
---|---|---|---|---|
第1回 | 男性 | 499人 | 66人 | 7.6倍 |
女性 | 148人 | 7人 | 21.1倍 | |
第2回 | 男性 | 521人 | 135人 | 3.9倍 |
女性 | 160人 | 18人 | 8.9倍 |
愛知県警採用試験(高卒) 採用人数は?
2019年(令和元年度)の採用人数は以下のとおり。
区分 | 受験者 | |
---|---|---|
第1回 | 男性 | 30人 |
女性 | 5人 | |
第2回 | 男性 | 160人 |
女性 | 20人 |
愛知県警採用試験(高卒)のまとめ
- 試験は年に2回
- 筆記試験と面接試験、体力試験がある
- 倍率は高め
高卒で愛知県の警察官になる方法を紹介してきたが、理解できただろうか?
決して警察官になることは簡単ではない。
しかし、前もって準備をし、計画を立てて行動すれば合格することは可能である。
警察官になると決めたら早速、準備をはじめていこう。
