税務職員ってどんな試験?最新情報で徹底解説

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税務職員のなり方を紹介

高校生

高卒でなれる国家公務員に税務職員ってあるけど、どんな試験なの?興味があるな・・・。

と、いった質問に回答していく。

高卒で目指せる国家公務員の代表格は「一般職」と「税務職員」である。

一般職については先日、記事にしているので興味があれば読んでおこう。

高卒で国家一般職を受験する人 国家一般職は高卒でもなれる!試験の全体像を解説!

税務職員の試験日程や倍率など、合格を目指すために必要な情報をまとめている。ぜひ、参考にしてほしい。

国家公務員 税務職員とは

簡単に言えば税金を専門に取り扱う職業である。

納税者に対して相談や指導を専門的に取り扱う。よくテレビなどで脱税者に対して差押えの家宅捜査をしているシーンを見たことはないだろうか。

あれも仕事のひとつである。

税務職員は転勤がある?

結論をいえば転勤はある。

一般的な転勤のイメージだと、東京本社で勤務していた人間が九州や四国へ転勤することをイメージしないだろうか。

しかし、税務職員の転勤は採用されたエリア内での転勤が原則となる。

採用されたエリア?と聞くとわかりにくいかもしれないが、これは税務職員の試験スタイルを理解すればわかりやすい。

具体的にいうと、税務職員の採用試験は全国を9つのブロックに分けて行っている。そのため勤務したい県が含まれるブロックを受験する必要があるわけだ。

例えば愛知県で働きたい場合は東海北陸ブロック、鹿児島県で働きたい場合は九州ブロックで受験すればいい。

そして仮に東海北陸ブロックで採用されたら東海北陸ブロックが管轄するエリア内での転勤があるということだ。後述するが、東海北陸ブロックは岐阜県、富山県、静岡県などが属している。

9つのブロックと管轄エリアは以下のとおり。

北海道ブロック 北海道
東北ブロック 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東甲信越ブロック 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、新潟県、長野県
東海北陸ブロック 静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県、福井県
近畿ブロック 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国ブロック 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国ブロック 徳島県、高知県、愛媛県、香川県
九州ブロック 福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
沖縄ブロック 沖縄県

税務職員採用試験の日程

高卒レベルの採用試験は9月に集中しており、税務職員も9月に試験が実施される。

具体的な選考スケジュール(2019年)は以下のとおり。

受付期間 【Web出願】
6月17日~26日
1次試験 9月1日(日)
1次試験
合格発表
10月3日(木)
2次試験 10月9日~18日の間で指定された日
最終合格 11月12日(火)

1ブロックしか受験できないのか?

先ほど試験は9つのブロックで実施すると書いたので、ブロックが違えば複数受験できるのではないかと考えたはずだ。

しかし、全ブロック同じ日に試験をするので複数受験はできない。

また、国家公務員一般職という試験もあるが、税務職員と同じ日に試験があるため併願できないので覚えておこう。

高卒でも公務員になれますよ。 【2020年度】高卒で公務員を目指す!試験日程一覧

税務職員 採用試験の内容

公務員試験のいいところは受験する試験によって内容は大きく変わらないということだ。

つまり参考書や問題集は基本的に1~2冊を徹底的にやりこめばいい

具体的な試験内容は以下のとおり。

1次試験 基礎能力試験(教養試験)
適性試験
作文試験
2次試験 個人面接
身体検査

税務職員 基礎能力試験

基礎能力試験は「一般知能」と「一般知識」の2分野から出題される試験だ。

それぞれの分野から20問ずつ、合計40問の出題がある。この40問を90分の時間で解くわけだ。

平均すると1問あたり2.5分しか使えないことを考えると早く解くための対策が必要だといえる。

基礎能力試験は配点の半分を占めるので対策は必須。

傾向を「税務職員 基礎能力試験の勉強法!過去問がすべて」で確認しよう。

税務職員 適性試験

適性試験は3パターンの問題が繰り返し出題され、15分以内でどれだけ正確に解けるかを判断する試験だ。

具体例を書くと、こうなる。

「a・・・1、b・・・3、c・・・2」としたとき、「a+b×c」はどれか。

 

  1. 5
  2. 6
  3. 7
  4. 8
  5. 9

こういった問題を時間内に繰り返し解く試験だと思ってくれ。

税務職員 作文試験

作文試験は1次試験で実施されるが、評価は2次試験でされる。

制限時間50分以内にテーマについて自分の考えを書く試験だ。

2018年に実施されたテーマを書いておくので800字程度で書いてみよう。

時間の使い方について思うこと

税務職員 面接試験

公務員も立派な職業の1つなので面接試験で最終的な合否が決まる

大学受験のように勉強だけできても合格はできないので覚えておこう。

面接時間20分程度で志望動機ややってみたい仕事、今までの経験などについて深く質問される。

よく1次試験の合格発表がでてから対策をはじめる人がいるが、よほど人物力に自信がないと危険である。遅くとも試験日の2か月まえくらいからは準備しておこう。

税務職員 倍率は高い?

2018年度(平成30年)の最終倍率は全国平均5.4倍だ。

同じ国家公務員の一般職4.8倍と比べると少し高い傾向にある。

ブロックごとの倍率は以下のとおり。

税務職員 2018年(平成30年度)の倍率

申込数 合格者 倍率
北海道 325 51 6.4
東北 800 144 5.6
関東 3124 671 4.7
東海 1012 176 5.8
近畿 833 150 5.6
中国 448 67 6.7
四国 244 39 6.3
九州 1103 180 6.1
沖縄 122 18 6.8
合計 8011 1496 5.4

税務職員 2017年(平成29年度)の倍率

申込数 合格者 倍率
北海道 352 52 6.8
東北 875 183 4.8
関東 3370 622 5.4
東海 1059 201 5.3
近畿 998 144 6.9
中国 415 66 6.3
四国 234 33 7.1
九州 1182 180 6.6
沖縄 107 8 13.4
合計 8592 1489 5.8

税務職員 2016年(平成28年度)の倍率

申込数 合格者 倍率
北海道 536 38 14.1
東北 593 59 10.1
関東 6002 1332 4.5
東海 494 96 5.1
近畿 741 93 8.0
中国 483 54 8.9
四国 312 27 11.6
九州 1097 113 9.7
沖縄 186 31 6.0
合計 10444 1843 5.7

税務職員の年齢制限は?

21歳まで受験が可能。

具体的にみると「2019年4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者が受験できる。

税務職員の採用人数

2019年の試験では昨年に比べて約100人ほど採用予定数を減らしている。

逆に国家一般職は人数を増やしているので、どうしても国家公務員になりたいなら一般職を受験するのも作戦のうちだろう。

ブロックごとの採用予定数は以下のとおり。

北海道 25人
東北 60人
関東 295人
東海 95人
近畿 60人
中国 25人
四国 30人
九州 80人
沖縄 15人

税務職員のまとめ

  • 試験は国家一般職と同じ日
  • 筆記試験は配点の50%を占める
  • 倍率は5倍前後

税務職員は公務員試験の中でも難易度は高い。

なんとなく対策をしていても合格することは難しい。はやめに対策をするようにしよう。